菜園模様 <今夏栽培予定のウリ科品種入れ替えと代理菜園の企画>

2023/02/20の菜園模様

Posted by PLAO on Monday, February 20, 2023

気持ちが逸るこの時期が来ました!

あの場所にはあれを作って、この場所にはこれを作って、あれの収穫が終わったら何を植えようかな。。。
例年この時期は一年を通しての栽培計画(のようなもの)を考えます。一年で一番楽しい時期かもしれません。
そして、一応、メモ紙にまとめます。

計画の立て方を簡単に説明すると、

  1. 絶対に作りたい野菜をピックアップ
  2. その野菜がいつからいつまで畑にいるか、おおよその期間をイメージ
  3. 栽培株数とおおよその株間から場所決め
  4. 空いた場所に何を植えるか決めていく

のような流れです。

計画を立てても、なかなか思うようにいきません。
前作と後作の間隔が短い場合は、収穫時期と播種時期が重なってしまうことがあります。
その場合は、

  • 前作を早めに収穫
  • 後作を遅めに植える
  • 前作の畝間に後作を作る
  • 後作をポットやプランターで育苗後定植する
  • 後作をあきらめて、前作を種子採りまで残す

いろいろなオプションが考えられます。
「家庭菜園」は、だいたいが五目畑(いろんなものがあちこち植えてある畑)です。
状況に応じていろいろ試すことで新しい発見や気づきが得られます。是非試してみてください。

今年のテーマは「売り(瓜)」

これまでは、自分の為、家族の為の家庭菜園を作ってきました。
美味しく作れたキャベツやダイコン、ジャガイモ、食べきれないレタス、トマトをご近所や知人にお裾分けして「家庭菜園」で採れた野菜の良さ、美味しさを共有させていただくこともありました。

聖護院大根を初めて食べたご近所さんは、甘みがあってすぐに柔らかくなる聖護院大根のおいしさに感動して、翌年、大き目のプランターに聖護院大根の種子を蒔いたそうです。
転居後は無沙汰で後の展開を聞いていませんが、きっと小さな畑を借りているのではないかと想像しています。

最近は、
「家庭菜園がいいのは分かってるんだけど」
「売ったらいいのに」
「売ってもらえるなら買いたい」
というお声をいただく中で、果たしてどんな活動ができるだろうか、と思案していました。

本当は、ご自身で菜園をするのが一番良いと思います。
これまでは一貫して、「種子は我が家のものをお分けするので、ご自身で始めたらいいんですよ。」と伝えてきました。
でも、実際には、環境や状況が許さない方も結構いらっしゃるんですね。

そのような方々むけに「代理菜園」「生産委託」のようなことができないかと考えています。
多めに作った自家用野菜を有償でお裾分けするイメージです。

ポイントとしては、

  • 野菜の種類、お届け時期、数量は不定
    事前に伺ったご希望から、収穫前にお声がけする。
    穫れなければお声がけもありません。

  • 日持ちのする野菜
    カボチャ、ニンジン、ビーツ、ジャガイモ、サトイモ、サツイマイモ、メロンなど、予冷の必要のない野菜。

  • 配送方法は宅配便
    常温段ボールでお届け。

です。

とくにバターナッツカボチャは、製菓やポタージュスープで使う方から引合いが多い野菜です。
追熟でおいしくなる、長期保存ができる、ウリ科を当面の「売り」として初めたいと思っています。

先日届いた種子の紹介

先日、たねの森さんに注文した種子が届きました。
その一部をご紹介します。我が家では今まで栽培したことのない品種です。

  • スィートダンプリング カボチャ
  • 北海道 カボチャ
  • ブルーバレー カボチャ
  • カンタロープ ヘイルズベスト メロン

ウリ科です!(※他にもニンジンとハーブも合わせて注文しています。)

意図を測っていただいたのか、「おまけ」でズッキーニの種子を頂きました。ズッキーニはペポカボチャの仲間、ウリ科です。

  • コスタータロマネスコ ズッキーニ

有難うございます!

今年はどんな菜園模様が繰り広げられるのか、当初の計画通りには行かないのが常です。
想定外の出来事も楽しめる菜園家になりたいものです。