畑の草刈りで刈った草はどうすればよいか・・
水稲をされている方は、ちょうど雑草との戦いが始まる時期ですが、畑はまだまだ時間に余裕がありますね。
ところで、草刈り後の草をどう扱うか・・・。
- 畑の草刈りで刈った草をそのまま畑に残す方
- 自宅に持ち帰って処分する方
- 畑で燃やす方・・
の3パターンに分かれるのではないでしょうか。
我が家は 1. です。
溝を掘って、刈草を入れ、ボカシ肥をパラパラと掛けた後に埋めます。
土中で分解されて、土が柔らかくなっていきます。
注意する点として
- 抜いた草ではなく刈った草(根が付いていない状態)であること
- 種子がついていない草(開花ぐらいまでに除草)であること
が挙げられます。
では、雑草が消えるうえ土が柔らかくなるのに、なぜそうしない人がいるのでしょうか?
刈り草を畑に入れない理由
考えられる理由としては、
- 草刈の時期に、種子がついてしまっているため
- すぐに耕運機で耕耘したいから
あたりではないかと思います。
種子が付いている雑草を埋めると、刈った草の量以上に雑草が生えてきます。
また、草が分解する前に耕耘機をかけると耕うん機の刃に刈草が巻きついて必要以上に負荷がかかってしまいます。これは避けたいところです。
刈った草の活用方法の一例
種子がついている刈草は、水を掛けてビニールで覆い、太陽熱を利用して種子を高温で蒸し焼きにすれば再利用可能です。
※ボカシ肥を入れる場合は蒸し焼きの後冷めてから入れてくださいね。
また、刈草をショウガやサトイモなど栽培期間の長い作物の畝や畝間に入れることで、耕耘の邪魔にならずに利用することができます。
ぜひ、ご自身の菜園に合った方法で、刈草の有効利用の可能性を探してみてください!