本葉2枚で鉢上げ(ポット移植)
前回の記事で種子を播いた後、約3週間が経過しました。
子葉のほかに本葉が2枚生えて容器が窮屈そうです。
1本1本の苗をポットに移してあげて、根を伸ばせるようにしてあげましょう。
鉢上げ作業
今回必要なもの
- ポット(9cm)x苗の数分
- 土(ボカシ肥があれば混ぜてあげます)
※ボカシ肥の作り方 - 苗堀り用の細い棒(つまようじなど)
手順
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ポットに土入れと潅水
右手でポット上端の渕をつまみ、左手の手の平に10cm程度の高さからストンッと落としてあげます。
衝撃でポット内の土が締まり、土の表面とポットの上端に段差が生まれます。この段差をウォータースペースといいます。
ウォータースペースがあることで、溢れることなくポットの水やりができるようになります。
全てのポットに土を入れます。
何も植えてない状態のポットに、底から水が凍みだしてくるぐらい水をあげて1時間ほど待ちます。
予めポットの土を湿らせておくことで、移植時の苗の根痛みを和らげることができます。 -
ポットの土に穴あけ
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子葉をつまんで苗を堀りあげる
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ポットに移す
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鎮圧(土を押さえる)
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潅水
その後の管理
本葉5枚ぐらいになったら畑に40cm程度の間隔で植えてあげます。
他の野菜のポット苗も似たような作り方
播種(種蒔きの)時期は異なりますが、ナス・ピーマン・トマト・キュウリ、他の野菜も同じような手順でポット苗が作れます。
カボチャやズッキーニなど、大きな種子は苗も大きくなります。その場合は、12cmポットや大きめのヨーグルト容器(底の穴あけ忘れずに!)などに播種して育苗します。鉢上げはしません。
是非、苗づくりにチャレンジしてみてください。