栗の木でも採れないことはない、美味しいシイタケ
自宅の周りには、長さ1m程の栗の木の丸太が8本ほど転がっています。
元は家の玄関横に生えていた15m程の栗の木でしたが、根元近くにあった洞の内部が腐ってきたため4年前の冬に伐採しました。
枝は焼却しましたが、幹は直径が40cm近くあるので「燃やすのはもったいない・・・何かに使えないだろうか」と考えていた時、キノコの榾木(ホダギ)にすることを思いつきました。
当時調べた限りでは、クリの木はシイタケの榾木としてはあまり良くない、との情報が多かったのを覚えています。
良くはないけれども、できないわけではなさそうなので菌を購入して、伐採した冬の間に、ドリルで穴を空けて、駒を打ち込んで、植菌を終えました。
2年間はまったく何も起きず庭のオブジェになっていましたが、昨年の秋から少し採れるようになりました。
よく写真で見かける榾木に生えたシイタケの五分の一ぐらいしか生えてきません(;_;)。
シートも水も掛けないし、かなり重いので横に倒しっぱなし。むしろ、よく生えてきたなと感心しています。
傘が開く前の小さめのものをバターでソテーすると、とても美味です!
スーパーのシイタケのような臭みが全くなく、プリプリとした食感で、山里の芳香がします。
菌種のせいか、採れたてだからか、クリの木のフレーバーなのか、気持ち的なもの(自家栽培だから、収量が少ないから)か。
いずれにしろ、今まで食べたシイタケで一番おいしい。スーパーのシイタケが嫌いな長男も「おいしい」と言ってました。
秋と春に生えてくるので、あと数シーズンは楽しめそうです。
ムソナオニオン苗の植替え
貧弱だったムソナオニオン。結局、苗になったのは播種した三分の1。
どうにか植替えができる太さになったので、ナス跡に植替えを行いました。
苗を植える前に、落ち葉と枯れ枝の焚火で出た草木灰とボカシを入れています。
出来の良い苗は、来年、採種にチャレンジします。
ライムギ播種
ちょっと遅いかな、と思いつつサトイモ跡にライムギを蒔きました。
ライムギを作るときは毎回2~3坪の広さなので、収量は数キロ程度。翌年の種子を取ったら、残りはパン用です。
ライ麦の藁は180cm近くまで伸びるので景観として面白いだけでなく、スイカやカボチャの敷き藁としても活用できます。
聖護院大根の収穫
聖護院大根が良い太さになっていたので収穫しました。
聖護院大根は京都の伝統野菜で丸い大根。中晩生なので生育に少し時間のかかる品種です。
煮物にすると、すぐ柔らかくなって甘みと風味のある美味しい大根です。
我が家では、打木源助大根を先に収穫、後から聖護院大根と三浦大根を収穫と、時期をずらして楽しめるように作っています。
当地長野では、12月上旬までに収穫しないと凍みてしまい食べれなくなってしまします。
遅く収穫したものは、切干しにして保存食にするか、新聞紙を巻いて玄関に置いておきます。
今となっては新聞紙も貴重な資源。近い将来、朝刊配達は有料オプションになるかもしれませんね。