寂しい真冬の菜園
半月ぶりの菜園です。
菜園の景色もかなり寂しくなりました。
今畑に残っているのは、
- 長ネギ(松代一本)
- ビート(フォホーノ)
- パースニップ
- ケール(ラシネート・ハルブホーヘル)
- のらぼう菜
- 育ちの悪かったキャベツ、白菜、コマツナ
- ライ麦
- ニンニク(北海道在来)
- タマネギ(ムソナ)
- 四季なり苺
- ゴボウ(まむし)
こんな季節でも結構な種類が残っています。
長ネギ、ビート、パースニップは適宜収穫。アブラナ科(のらぼう菜/育ちの悪かったキャベツ、白菜、コマツナ)の野菜は、春のトウ(新芽)を摘んで食べます。
ライ麦、ニンニク、タマネギ、四季なり苺は夏に収穫します。
マムシゴボウは来夏の採種用に数本残してあります。防寒対策として株が隠れるように土寄せしました。
マムシゴボウについて
三浦半島のお百姓さんから譲り受けたマムシゴボウは数年おきに採種しています。
マムシゴボウは30~40cm程の短根種なので、高畝にすれば大概の畑で栽培可能です。
若いうちは香りが上品で柔らかくてとても美味しいゴボウです。形もニョロッとしてたしかにマムシっぽい。
採り遅れると、「穴の空いてない大浦ゴボウ」のようながっちりしたゴボウになります。
でも、大きくてがっちりした根になるほど大きい種子が採れます。
ゴボウは玉アザミに似た花を付けます。
花が枯れて茶色になった後、玉から種子をほぐし出すのですが・・・。
毛虫の毛のような細くて細かい繊維が飛び散るので、かなり覚悟が要ります。
採種を始めた頃は全ての花から種子を採っていました。
今となっては「使い切れない」「痒い」の理由から、てっぺんの花序を必要な分だけ採取しています。
採種後は水選して比重の重いものだけを残します。
採種の頃にまたブログでご紹介しますので、頒布の希望がありましたらお問合せフォームからご連絡ください。
本日のメインイベント-麦踏み
なぜ麦踏みをするのか?
寒冷地で麦を作ってみるまで疑問にも思いませんでした。
霜で根が浮いてしまうんです。
麦は踏んでもしっかり育つから長靴でグイッグィッと畝全体を踏んで回ります。
タマネギの畝を見たら小さい苗はやはり霜で根が浮いていました。
タマネギの苗は優しく植え直してあげました。
緑が残っているケール
昨冬、ひと冬の間ずっと緑を湛えていたハルブホーヘルケール。
耐寒性は実証済なので、今シーズンも畑に残してみました。
株間が狭かったせいか、昨年より小さめです。
さすがにこの寒さでは生育もかなりゆっくり目ですが、葉物が乏しい季節、我が家のかわいこちゃんの晩御飯に活躍してもらいます。